皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、総合建設工事やリフォーム事業を手がけている橋本建設株式会社です。
施工管理とは、建設工事の現場において、工程管理や品質管理、原価管理、安全管理などをおこない工事全体を管理する業務のことを指します。施工管理はやりがいのある仕事である反面、責任の大きい立場であることから、プレッシャーやストレスなどさまざまな理由で転職や退職を考えている方もいるでしょう。
この記事では、施工管理を辞めて後悔した理由や、辞めてよかったと感じた理由、後悔しないためのポイントを紹介します。また、辞めた後の選択肢についても紹介するので、施工管理を辞めるか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
■施工管理を辞めて後悔した理由は?
まずは、施工管理を辞めて後悔したと言われる理由を4つ紹介します。
・年収が下がった
施工管理は責任の大きい立場で高い専門性も求められるため、給与水準が高めに設定されているケースが多いでしょう。そのため、施工管理の仕事を辞めて転職した場合、職種によっては年収が下がってしまうことがあります。
年収が下がったことで、たとえば生活スタイルを変えなければならないケースもあります。また、住宅ローンの返済が苦しくなったり、老後資金の貯蓄が難しくなったりするケースもあるでしょう。
・達成感を感じられなくなった
施工管理の仕事は大きなプロジェクトを任されるケースが多いため、プロジェクトが完遂した際には大きな達成感を味わえるでしょう。しかし、転職した職種によっては施工管理の仕事で培ったリーダーシップやマネジメント能力などを十分に発揮できず、モチベーションが低下してしまうケースもあります。
施工管理の仕事をしていたときと比べると、自分の判断で物事を進められないもどかしさや、物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。
・身に付けた専門スキルを活かしにくい
転職先の業種や職種によっては、施工管理の仕事で身に付けた専門的なスキルを活用できないケースがあります。施工管理の仕事はリーダーシップやマネジメント能力だけでなく、建築や土木など分野ごとの専門的な知識や技術、法律や規制、契約などの知識も必要です。
せっかく培った専門的なスキルを十分に活かせずに、新たな分野で一から初心者として働くことは、場合によってはストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
・将来のビジョンが描きにくい
施工管理の仕事は経験を重ねるごとに責任も増し、より大規模なプロジェクトを任されるようになるなど、キャリアの方向性がわかりやすいという特徴があります。しかし、異なる業種や職種に転職した場合は、将来のビジョンが描きにくくなるケースもあり、不安やもどかしさを感じることもあるでしょう。
転職先の企業が年齢や経験に応じた昇進ルートであるとは限らないため、場合によっては長期的な目標を設定しにくかったり、モチベーションを保てなかったりする恐れがあります。
■逆に、施工管理を辞めてよかったという人の理由は?
施工管理を辞めて後悔する人がいる一方で、なかには施工管理を辞めてよかったと感じている人もいます。ここではその理由の例を3つ紹介します。
・ワークライフバランスが改善された
施工管理は現場の状況に応じて土日祝日も出勤しなければならなかったり、場合によっては残業が多かったりするケースがあります。施工管理を辞めて残業の少ない会社や土日祝日が休みの会社に転職することで、ワークライフバランスが改善されることもあるでしょう。
残業がなく土日祝日もしっかり休めれば、家族と過ごす時間が増えたり、趣味に使える時間が増えたりと、メリハリのある働き方が実現しやすいといえます。
・身体的な負担が少なくなった
施工管理は残業が多い場合や休みが少ない場合、十分に休めずに体力的に負担を感じるケースがあります。また、建設現場は高所での作業や重機の使用など危険が伴う場所でもあるため、常に緊張感をもって業務をおこなう必要があります。
施工管理を辞めることで、体力的な負担や身体的な負担が少なくなったと感じる人もいるでしょう。
・転勤や出張が減った
施工管理は担当する建設プロジェクトによって勤務地が変わるため、転勤や出張が多いケースがあります。転勤や出張が頻繁にあると、家族との時間を十分にとれなかったり、慣れない土地で生活や仕事をしなければならなかったりと、負担が大きいと感じる人もいるでしょう。
しかし、転勤や出張の少ない会社に転職すれば、地元で安定して働くことが可能になります。家族との時間を大切にしたり、地域に貢献したりすることもできるでしょう。
》施工管理の転勤の頻度はどれくらい?転勤のメリット・デメリットや転勤がない会社の特徴を紹介!
■辞めて後悔したとなる前に確認すべきこと
「施工管理を辞めて後悔した」という事態を防ぐためにも、辞める前に次の2点についてしっかりと確認しておくことが大切です。
・辞めたい理由を洗い出し、ミスマッチを防ぐ
施工管理を辞めたいと漠然と考えているだけでは、いざ辞めたときに後悔してしまう恐れがあります。まず、辞めたいと感じる大きな原因は「施工管理の仕事を辞めたい」なのか、「この会社を辞めたい」なのかについて明確にしておきましょう。
施工管理の仕事自体に不満を感じているのであれば、他部署への異動で解決するケースもあります。また、会社に不満がある場合は、職種を変えずに会社を変えることで解決するケースもあるでしょう。
辞めたいと感じる理由を具体的に洗い出すことで、いざ転職したとしてもミスマッチを防ぐことにつながります。
・転職するメリットとデメリットを考える
転職するメリットしか見えていないと、いざ転職をした際に「思っていた状況と違う」と後悔してしまう恐れがあります。転職するメリットはもちろん、デメリットについても理解しておく必要があります。
キャリアへの影響やワークライフバランスの変化、収入が減った場合など、なるべく具体的に想定して洗い出しておきましょう。
》施工管理を辞めたいと思った時にすべきことは?よくある退職理由や辞めたい時の対処法を紹介!
》施工管理で10年後はどうなっていたい?橋本建設でのキャリアステップとは?
■辞めた後の選択肢は何がある?
実際に施工管理を辞めた場合について、一般的な2つの選択肢について解説します。
・別の会社の施工管理になる
施工管理の仕事自体に不満がない場合は、別の会社の施工管理として働くケースが考えられます。会社の雰囲気や社風、給与などの待遇面、福利厚生、勤務地などにおいて、自分の求める条件とマッチした会社を選ぶようにしましょう。
》建築施工管理におすすめの転職先は?選ぶ際のポイントや注意点を解説
》施工管理の転職でおすすめのタイミングは?転職を成功させるために知っておくべきポイントを紹介!
・職種を変える
施工管理の仕事以外の職種を希望するのであれば、会社内で違う部署に異動希望を出すか、違う職種で転職先を探すのがよいでしょう。違う職種で転職先を探すのであれば、施工管理として培ったスキルを活かせる業種や職種を選ぶとよいでしょう。
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■まとめ
施工管理はやりがいの大きい仕事である反面、さまざまな負担から辞めたいと感じるケースもあるでしょう。しかし、辞めてしまってから後悔してしまっては遅いため、「なぜ辞めたいのか」「転職するメリット・デメリットは何か」などを事前にしっかりと洗い出しておくことが大切です。
施工管理の仕事自体に不満がなければ、働きやすい環境が整った会社への転職がおすすめです。自分に合った会社を選び、これまで培ったスキルや経験を十分に発揮できるようにしましょう。
■橋本建設ではリフォームや公共工事の建築施工管理技士を募集しています!
橋本建設は、神戸市で公共工事や民間の建築工事、住宅リフォームなどを行う総合建設会社(ゼネコン)です。創業50年の安定した企業で、神戸市優良工事表彰を2年連続受賞しています。
当社には未経験から入社したスタッフや、女性の施工管理スタッフも在籍しています。20・30代の先輩社員が在籍していますので、若い方や新卒・未経験の方も安心して働いていただくことが可能です。
また、当社は神戸市を拠点に地域密着で事業を展開しているため、転勤もなく、働きやすい環境を整えております。年間休日は今年から113日にアップし、ゆくゆくは120日を目標に考えております。有給取得推進日も設けているため休暇を取得しやすく、有給は時間単位での取得も可能です。
さらに、当社では働き方改革の一環として、DXの導入も推進しています。タブレット端末を活用して現場からでもオンライン会議に参加できるようにしたり、作業のデジタル化やペーパーレス化を進めたりと、業務の効率化につながっています。
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代表インタビュー vol.1| 橋本建設が総合建設会社としてメリットに感じていることとは