皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、総合建設工事やリフォーム事業を手がけている橋本建設株式会社です。
施工管理3年目になると、もう新人ではないというプレッシャーや、任される仕事に対する不安などを感じ、悩みを抱えてしまう人も少なくありません。また、成長したいと思っていても、具体的にどのような行動をすればよいかわからないというケースもあるでしょう。
この記事では、施工管理3年目で直面するよくある悩みや求められるスキル、成長のためのステップなどについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
■施工管理3年目でよくある悩み
施工管理3年目でよくある悩みについて、代表的なものを4つ紹介します。
・任される仕事が増える
3年目になると基礎的な知識や技術が身についているとみなされることが多いため、任される仕事もだんだんと増えていく傾向にあります。より専門的なスキルが必要になるため、プレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
仕事の量が増えたり、責任の大きい仕事を任される機会が増えたりすることで、仕事を進めるうえでの悩みに直面してしまう人が多いと考えられます。
・先輩に質問しにくいと感じる
3年目になると、「もう新人ではないし、こんなことを質問したら迷惑に思われるのではないか」のような葛藤を抱え、先輩に質問しにくいと感じてしまうケースがよくあります。しかし、わからないことを質問できずにいると、業務がスムーズに進まなくなってしまったり、質問をしなかったことでミスが生じてしまったりする恐れがあります。
先輩は「積極的に質問してほしい」と思っていても、後輩からすると「質問しにくい」と感じてしまい、ひとりで悩みを抱えてしまっているケースもあるでしょう。
・キャリアの不安
新人の頃は仕事を覚えることに必死だったり、まだ周りが見えなかったりして先のことまで見通せないケースも多いでしょう。しかし、3年目になってだんだんと周りが見えるようになってくると、キャリアの不安を感じてしまうケースがあります。
同期と自分を比較して落ち込んだり、先輩の様子を見て自分も同じようにキャリアを積めるのか不安に思ったりと、周りが見えるようになってくるからこその悩みが生じてしまうこともあるでしょう。
・部下への指導方法が分からない
3年目になると先輩の立場として部下を指導する機会も増えてくるため、どのように指導したらいいのか悩みを抱えてしまうケースがあります。先輩の立場であるとはいえ、まだ自分自身も経験不足を感じていたり、自分のことで精一杯だったりすると、指導を任されても戸惑ってしまう人が多いでしょう。
■3年目に求められるスキル
施工管理3年目に求められる代表的なスキルを3つ紹介します。
・専門知識の継続的な学習
施工管理に必要な知識は常に最新のものにアップデートしていく必要があるため、継続的に学習する姿勢が求められます。また、学習した知識を現場で積極的に活用していくことも大切です。
最新の技術や工法について学んだり、自分の専門分野を掘り下げて学んだりし、それを実際の現場で活用できるように意識していきましょう。
・問題解決能力
プロジェクトチーム内で発生するさまざまなトラブルやミスなどの問題について、迅速かつ適切に対応する力が求められるようになります。問題の原因を突き止めて、臨機応変に対応できるようにしていくことが大切です。
スムーズに問題を解決するためには、判断力やコミュニケーション能力、柔軟なアイディアなども必要になるでしょう。
・リーダーシップ・マネジメントスキル
プロジェクトをスムーズに進めていくためには、リーダーシップやマネジメントスキルも求められるようになります。プロジェクトチームにはさまざまな役割を担うメンバーが在籍するため、それぞれに対して適切に指示を出したり、指導したりすることが必要です。
また、計画通りにプロジェクトが進むようにスケジュール管理や安全管理、品質管理なども効率的に行っていく必要があります。
■ 3年目施工管理が成長するためのコツ
3年目の施工管理が成長するためには、次の3つを意識することが大切です。
・自分の強みと弱みを知ろう
自分の強みと弱みを知っておくと、これからやるべきことが自然と明確になってきます。たとえば「コミュニケーション能力には自信がある」「耐震性能の知識には自信がある」といった自分の強みについては、それをどのように活用していくかを考えることで、よりスキルアップにつながります。
また、「スケジュール管理に苦手意識がある」「リーダーシップに不安がある」といった自分自身で感じる課題については、先輩にアドバイスをもらったり、改善策を考えて実践したりして克服していけるようにしましょう。
・これからの目標を立ててみよう
新人の頃は仕事を覚えるのに必死で目標を立てる余裕がなかったとしても、3年目では自分なりに目標を立てて取り組んでみるとよいでしょう。漠然とした目標をもっているだけでは具体的な行動がイメージしにくく成長につながりにくいため、なるべく明確な目標を立てることが大切です。
自分の専門分野を確立するために特定分野の学習に力を入れて取り組んだり、資格の取得を目標にしたりしてもよいでしょう。
・目標を達成するための計画を立てよう
目標を立てたら、達成するための具体的な計画を立てることも重要です。たとえば資格の取得を目指すのであれば、「いつ試験を受けるのか」「試験までにどのくらいの勉強時間を確保できるのか」「どのような方法で学習を進めるのか」など、なるべく具体的に考えていきます。
大まかな計画では行動に移しにくいため、スモールステップで計画を立てていくのがおすすめです。ただし、ときには計画通りに進まないことも想定し、スケジュールに余裕をもたせることも大切です。
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■ 施工管理3年目のキャリア選択肢
施工管理3年目でキャリアに迷ったら、次の2つの選択肢のどちらが自分に適しているかを考えてみることが大切です。
・現職で昇進・スキルアップを目指す
現職に対してとくに不満がなければ、そのまま昇進やスキルアップを目指していくのもよいでしょう。任された仕事をしっかりと完遂できるよう責任をもって取り組んでいくことで、少しずつ責任のある立場を任されるようになっていきます。
責任のある立場やさまざまな現場の経験を積むことで、スキルアップにつながったり、昇進のチャンスが巡ってきたりするでしょう。
・転職の選択肢
現職に対して不満がある場合や、今後のキャリアに不安がある場合などは、転職を視野に入れてもよいでしょう。たとえば同じ施工管理の仕事を選ぶにしても、企業によって待遇や働きやすさ、やりがいの感じ方などに大きな差があるため、自分の希望に合った転職先を見つけられるとよいでしょう。
また、施工管理の経験を活かし、違った職種に転職する選択肢もあります。転職を考えるのであれば、「なぜ転職したいのか」「転職することによるメリット・デメリットは何か」などを具体的に洗い出してから検討するようにしましょう。
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■まとめ
施工管理3年目は、「もう新人ではない」というプレッシャーもあれば、「まだ知識不足や経験不足を感じて自信がない」という不安もあるでしょう。悩みはひとりで抱え込まず、信頼できる上司などに相談しながら、スキルアップを目指していくことが大切です。
■橋本建設は転勤・出張なしで地元密着の建設会社です!現在、リフォームや公共工事の建築施工管理技士を募集しています!
橋本建設は、神戸市で公共工事や民間の建築工事、住宅リフォームなどを行う総合建設会社(ゼネコン)です。創業50年の安定した企業で、神戸市優良工事表彰を2年連続受賞している実績があります。
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当社は神戸市を拠点に地域密着で事業を展開しているため、転勤や出張もなく、地元で安心して働くことが可能です。一般的に転勤が多いといわれる建築施工管理技士も、当社では地元で腰を据えて働ける環境を整えています。
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