一級建築施工管理技士がすごいと言われる理由とは?取得のメリットや転職に役立つ理由を紹介

皆さん、こんにちは。神戸市を中心に兵庫県南部で総合建設工事を手がける橋本建設株式会社です。


建築施工管理の世界で、今後もっとキャリアアップやスキルアップしたいと考える場合、1級建築施工管理技士の資格取得を目指す方法があります。この資格は持っているだけで「すごい」と思われるほど、難易度が高く、客観的な信頼性の高い資格です。この資格の取得は、ご自身の将来的な選択肢を増やすことや、活躍の場を広げられるなど、建設業界で働いていくならば、ぜひ、取得したい資格の一つといえます。


そこで今回は、一級建築施工管理技士の資格を取得するメリットや取得するための学習のコツなどについて詳しく紹介します。




■1級建築施工管理技士がすごいと言われる理由とは



一級建築施工管理技士は、建築現場での指導や工事の監督を担当します。大規模な現場でリーダーシップを発揮して統括する姿は、建築業界に従事する人々にとって憧れの存在です。一級建築施工管理技士が「すごい」と言われるのでしょうか?その理由について解説します。



・規模の大きな工事の責任者になることができる

一級建築施工管理技士は、大規模な建築工事の責任者として活躍できます。例えば、社会インフラや人々の生活を支える、高層ビル、大型商業施設、公共施設などの現場が中心です。現場全体の進行管理や品質管理、安全管理を担当することがメインであり、現場で働く人たちとのコミュニケーションも大切な仕事の一つです。現場の規模に比例して、協力会社数や携わる職人や作業員の人数も増えていくので、一体感を持って工事を遂行するには高いコミュニケーション能力や的確な判断、指導力が求められます。このように、一級建築施工管理技士は、建築工事の成功に導くために重要な役割を持ち、そのスキルと責任感、統率力は建築業界で高く評価されています。



・1級建築施工管理技士試験は難易度が高い

一級建築施工管理技士試験は難易度が高く、合格率は低めです。直近5年間の平均合格率は、学科試で42.7%、実地試験で44.0%でした。しかし、その分、取得した資格の価値は大きく、専門知識とスキルが証明されることによる信頼感は、その後のキャリアアップや転職、独立の際にも大きく役立てられます。



■1級建築施工管理技士を取得するメリット



一級建築施工管理技士を取得することで、以下のようなメリットがあります。



・活躍できる場所が増える

一級建築施工管理技士は、大規模な建築工事の責任者として活躍できます。例えば、社会インフラや人々の生活を支える、高層ビル、大型商業施設、公共施設などの現場に携わり、プロジェクトの監督や施工の指揮を担当する立場として、重要な役割を担います。その他、難易度の高い立地条件や入り組んだ現場などに携わる機会も増えるのでスキルや経験をさらに磨くことができます。



・転職先の選択肢が増える

一級建築施工管理技士の資格取得は、転職活動において有利となり、実施資格保持者を優遇する内容の求人も多くあります。そのため、資格を保持していること自体がご自身のアピールポイントとして、客観的に専門知識や経験を示す役割を果たすのです。建築会社やゼネコン、官公庁など、より幅広い選択肢の中から自分に合った職場やより条件の良い職場など選択肢が広がることでしょう。



・収入アップが見込める

一級建築施工管理技士の資格取得は、給与面でもメリットがあります。資格手当を給付している会社も多く、その場合、手当分が昇給するほか、昇格によるベースアップをも期待できるケースもあるでしょう。また、より給与や待遇の高い会社への転職を視野に入れるとさらに大幅な年収アップする可能性も高まります。


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■1級建築施工管理技士を取得するコツ



一級建築施工管理技士を目指す際には、勉強時間を確保することのほかに、幅広い業務経験を積むことが大切です。地道な努力と継続的な学習を重ねていきましょう。



・勉強時間を確保すること

学科試験(一次検定)はマークシート方式です。学科試験に合格するためには、最低100時間の学習が必要だと言われています。1日1時間、学習時間を確保するとして、遅くても試験3か月前には準備を始める必要があります。仕事と並行して十分勉強時間を確保するためには、計画的に学習スケジュールを立て実行することが重要です。学科試験は、毎年類似した問題も多いので、過去問を丁寧に理解しながら進めるなど、傾向をつかみながら効率的な学習方法を取り入れましょう。ただし、令和3年度から選択方式が5肢2択に変更されている点には注意が必要です。



・幅広い業務を経験すること

実地試験(二次検定)は経験記述方式です。実地試験に合格するためには、日々の現場経験の積み重ねが大切です。具体的な事例やリアリティを持った生きた知識、現場での問題点とどのように解決したかのアイデアやその過程の体験など、豊富な経験があれば、落ち着いて試験に臨むことができます。ただし、試験の際は、自分の経験をそのまま述べるのではなく、あくまでも客観的な視点に立った解答を記述する必要があります。

まずは、10年分の過去問に目を通し、設問内容と模範解答を見比べるなど、どのような解答が望ましいとされているのか、慣れることが近道です。


また、経験によって得られた知識は、机上で勉強したものよりも記憶に残りやすいものです。学科試験の勉強を進める中で、これまでの経験と結びつけながら覚えられる事柄も多くあります。試験対策しながら、これまでのスキルや知識を整理して再確認できることは、今後、建設業に携わっていく中で大きなメリットとなりえます。




■まとめ



1級建築施工管理技士が「すごい」といわれる理由や資格取得のメリットについて紹介しました。1級建築施工管理技士は、建築施工管理の最高峰ともいえる資格であり、建築業界でのキャリアアップやスキルアップに大きく貢献します。建物の品質や安全性の確保を担うプロフェッショナルとして大規模な現場を指揮することのできる1級建築施工管理技士の資格取得を目指してみてください!


業界未経験の方は、最終学歴によって、必要な実務経験年数が異なります。よって、まずは2級建築施工管理技士取得を目指し、その後5年間の実務経験を経て、1級建築施工管理技士へステップアップする方法がおすすめです。建築のプロフェッショナルの証明ともいえる資格取得に向けて、まず一歩踏み出してみてください。


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