【2025年最新】兵庫県神戸市で使えるリフォーム補助金は?受け取るまでの流れや補助金のポイントを解説!

皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に戸建てからマンションまでリフォームを手掛けている橋本建設株式会社リフォーム事業部です。


リフォームをして快適な暮らしをしたい!

けれども何かと物価が高くなっているので踏み切れなくて……という方も多くいらっしゃるかと思います。


けれども心配しなくても大丈夫。

国はストック活用を見据えたリフォームを推奨しており、相当な予算を投入しているのです。

さらに神戸市独自の補助金もあり、予算を抑えながら理想のリフォームをすることが可能。


今回は2025年度の最新版の補助金を紹介。受け取るまでの流れもあわせて解説します。




■全国共通で使えるリフォーム補助金はなにがある?



2025年のリフォーム支援策の核となるのが、国が主導する「住宅省エネ2025キャンペーン」です。れは国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して展開する大規模な取り組みで、家庭部門の省エネ化を加速させることを目的としています。

リフォームでは、断熱リフォームやエコ設備設置が主な対象で、以下の4つの制度があります。



子育てグリーン住宅支援事業

2024年の「子育てエコホーム支援事業」の後継となる制度です。その名称から子育て世帯限定と誤解されがちですが、リフォームに関しては、お子様の有無や世帯の年齢にかかわらず、すべての世帯が対象となります 。省エネ改修から暮らしの質を向上させるリフォームまで、幅広く支援する制度です。


2025年度の最大の変更点は、必須工事の要件が厳格化されたことです。2024年度は対象工事を1つ行うだけで申請可能でしたが、2025年度は以下の3つの必須工事カテゴリーのうち、最低でも2つ以上を実施しなければ補助対象となりません 。


また、補助上限額は増額しており、実施する必須工事の数に応じて2段階に設定されています。


  • Sタイプ: 必須工事①~③の3種類すべてを実施する場合、一戸あたり最大60万円。
  • Aタイプ: 必須工事①~③のうち、いずれか2種類を実施する場合、一戸あたり最大40万円。


これらの必須工事とあわせて、バリアフリー改修や、ビルトイン食洗機・浴室乾燥機といった家事負担軽減設備の設置などの「任意工事」も補助対象に含めることができます。ただし、算出される補助額の合計が5万円以上であることが申請の条件です。



・先進的窓リノベ2025事業

窓やドアを断熱リフォームすることで補助金がもらえる事業で、「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」「ドア交換」が対象となります。ただし、ドア交換は窓の改修と同一の契約内で行う場合に限られます 。


補助額はドアの断熱性能とサイズ、そして一戸建て・低層集合住宅(3階建て以下)か中高層集合住宅か……という条件で変動しますが、一戸あたりの上限額は最大200万円と非常に高額です 。住宅の中で最も熱の出入りが激しい開口部の性能を高めることができます。


2025年度は、高い補助率は維持されたものの、「内窓設置」の補助額が2024年度より若干減額されるなどの変更点があります。この制度も、合計補助額が5万円以上の工事が対象です。



・給湯省エネ2025事業

家庭のエネルギー消費の大きな割合を占める給湯分野に焦点を当て、古い給湯器から高効率なモデルへの交換を支援する事業です 。


対象となるのは主に以下の3種類の高効率給湯器です 。

◾️ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
◾️ハイブリッド給湯器(エコキュート+エコジョーズ)
◾️家庭用燃料電池(エネファーム)


補助額は、機器ごとの「基本額」に、省CO2性能や天気予報連動機能などの付加機能に応じた「性能加算額」が上乗せされる仕組みです。さらに、既存の電気温水器や蓄熱暖房機を撤去する場合には、高額な「撤去加算」も用意されています 機種や加算の組み合わせによっては、1台あたり最大20万円の補助が可能です。



賃貸集合給湯省エネ2025事業

こちらは、賃貸集合住宅のオーナーか、そのオーナーから管理委託を受けている管理法人、一部を所有する区分所有者向けの補助金になります。

賃貸マンションやアパートなどで、給湯器を省エネ性能の高いタイプに交換する工事に対して補助金が出ます。


補助額は、給湯器の追い焚き機能の有無によって異なり、以下のように定められています。

補助額は、追い焚き機能なしのタイプで1台あたり5万円、追い焚き機能ありで7万円です。

補助対象は1住戸につき1台までが上限。ちなみにリースの給湯器も補助対象になります。




■神戸市で使えるリフォーム補助金は?



では次に、神戸市で使えるリフォーム補助金を紹介します。



・令和6年度 次世代省エネ建材の実証支援事業

※2025年6月30日現在、受付終了しています。

省エネリフォーム促進が期待される高性能断熱材など、次世代省エネ建材の効果の実証を支援するための補助金です。


「外張り断熱」「内断熱」「窓断熱」の3タイプから選ぶことができ、補助額はいずれも経費の1/2。


上限額は断熱タイプの内容によって異なり、例えば「内断熱」の場合は、一戸建てで200万円、集合住宅で125万円とされています。



・介護保険住宅改修費(神戸市)

日常生活を営むのに支障がある要介護者等に対して、手すりの取付けや段差の解消などのバリアフリーリフォームに対する補助金です。

上限は要介護状態区分に関わらず、20万円となっています。



・住宅改修助成事業(神戸市)

高齢者や障害者の身体状況にあった住みよい住宅整備のため、バリアフリーリフォームの一部に対して助成が出ます。


支給限度額から20万円を控除した額が対象で、上限額は100万円になります。

課税状況により、助成率が異なります。 



・耐震改修設計・工事補助制度(神戸市)

戸建住宅等の耐震改修設計や耐震改修工事を行う場合の補助制度で、工事のレベルに応じて助成額は異なります。



本年度は受付終了してしまいましたが、「橋本建設」では「令和 6年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業」も実績がございます。


またリフォームではありませんが、空き家解体に使える人気の補助金もあります。

・神戸市老朽家屋等解体補助事業(神戸市内全域)
・密集市街地建物除却事業(神戸市内の指定地域)
・神戸市危険ブロック塀等撤去助成事業


ブロック塀の倒壊は2018年の大阪府北部地震でも社会的な問題になりましたよね。

ご心配な方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今回ご紹介しきれなかった補助金も、ご希望があれば取り扱いいたします。




■補助金リフォームの流れは?



補助金リフォームは、基本的にリフォームを請け負う業者が申請作業を行います。

そのため建築の専門知識がなくても、きちんと建築業者に意向を伝えれば大丈夫。


順番としては、


・現地調査・打ち合わせ
・概算見積りの算出
・プラン決定
・補助金申請=建築会社が補助申請書類を作成し各機関に提出
・交付決定=審査のあと交付決定通知が発行。この時に交付予定額が判明
・ご契約
・工事開始、完成、引き渡し
・完了申請=お支払い完了後、完了申請を提出
・補助額決定=審査のあと、補助額決定通知が発行
・補助金の入金=お施主様の口座に補助金が振り込み




■補助金を利用する際の注意点やポイント



補助金があれば諦めかけていたリフォームも実現可能!

しかしうっかりしていると、補助金をもらえない……という事態にも。

注意しておきたいポイントを紹介します。



・期間に余裕をもって申請する

補助申請は提出から交付決定まで、およそ1カ月かかります。

募集期間が定められているものもあり、さらに期間内に予算枠に達してしまうと、本来の締め切り前に終了してしまいます。

補助金申請、ひいてはリフォーム計画は早めに検討しましょう。


例えば「住宅省エネ2025キャンペーン」の各事業は、ホームページで予算内の申請額を表示しています。


100%になってしまうと事業終了になってしまいますので、このように各補助金のHPで申請率をチェックして、目安をつけるのも一つの手です。


(注:画像は2025年6月30日時点のもの)

(※住宅省エネ2025キャンペーン|予算に対する補助金申請額※の割合(概算値)より引用)




・補助金の併用が可能か

たとえば窓の断熱をしたいけれども、窓断熱に対して補助制度はいくつもある。

使えるものを全部使えば、工事費の全額を補助金でカバーできるのでは?

こんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし基本的に同じ部位に対する補助金は併用できません。

「住宅省エネ2025キャンペーン」を例に挙げてみましょう。


「住宅省エネ2025キャンペーン」の「子育てグリーン住宅支援事業」「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ20245事業」「賃貸集合給湯省エネ2025事業」は、ワンストップで活用が可能。

ただ窓の断熱リフォームをするのなら、「子育てグリーン住宅支援事業」か「先進的窓リノベ2025事業」のどちらかを選ばなければなりません(補助額が高いほうを選べます)。


逆に補助対象がかぶらなければ、「住宅省エネ2025キャンペーン」の事業は併用できます。

ちなみに「住宅省エネ2025キャンペーン」と補助対象が重複する、国の他の補助制度との併用はできません。

また地方公共団体(神戸市など)の補助事業については、国費が充当されているものを除いて、併用可能とされています。



・登録業者に依頼する

補助金は基本的に工事を請け負う業者が申請します。

補助金によっては、その制度に登録している業者でないと申請できないということもあるので、登録業者に依頼しましょう。


また検討中のリフォームが補助対象外でも、少し内容を変えると補助対象になることがあります。


補助金を申請する際の小ワザを知りたい方はこちらのページ


》 橋本建設HP|リフォーム補助金




■リフォーム補助金を検討中なら「橋本建設」にご相談ください!



橋本建設は、神戸を拠点に公共工事や民間の建築工事、住宅リフォームなどを行う総合建設会社(ゼネコン)で、創業50年に及ぶ安定した業績があります。


ゼネコンとしての総合力はもちろん、神戸市の風土や地域性を熟知しているからこそ、お客様に最適なご提案が可能。地域密着型の住宅リフォームにも定評があります。


LIXILリフォームショップ加盟店であり、LIXILのオリジナルノウハウをマスターしたリフォームコンシェルジュも在籍しています。


高品質なリフォームで受賞歴やメディア掲載豊富で、アフターサービスも充実。

たくさんのお客様から喜びのお声を寄せていただいています。


》橋本建設HP|受賞歴とメディア掲載


オンラインでのご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。

賢く補助金を使ったリフォームで理想の暮らしを叶えましょう!



橋本建設の補助金について、詳しくは下記をご覧ください


》橋本建設HP|リフォーム補助金について


》LIXILリフォームショップHP|おトクなリフォーム補助金をご存じですか?


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