施工管理を辞めたいと思った時にすべきことは?よくある退職理由や辞めたい時の対処法を紹介!

皆さん、こんにちは。神戸市を拠点として総合建設業を行っている橋本建設株式会社です。


施工管理の仕事は、工事の進行を管理し、安全でスムーズな工事の完了を目指す重要な役割を担っています。しかし、その一方で、業務の過酷さや人間関係のトラブル、将来に対する不安から「この仕事を続けるべきなのか?」と悩む方も少なくありません。特に近年では、長時間労働や過度なストレスが問題視されており、辞めたいと思う気持ちは決して珍しいものではありません。


本記事では、施工管理の仕事を辞めたいと感じる理由や、その際に考えるべきポイント、そして辞めたいと思った時にすべきことついて詳しく解説します。あなたが今感じている悩みや不安を整理し、次のステップを踏み出すための手助けとなる情報を提供します。




■施工管理を辞めたいと思うよくある理由



施工管理の仕事には多くのやりがいや達成感がありますが、同時に辞めたいと感じる理由も少なくありません。ここでは、施工管理を辞めたいと感じる一般的な理由について詳しく見ていきます。



・体力的、精神的にきつい

施工管理は、体力的にも精神的にも非常にハードな仕事です。現場での責任が大きく、スケジュール管理や品質管理、予算管理、書類作成など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。特に、建設工事が進行中の際には、突発的な問題やトラブル対応が頻繁に発生し、それによって長時間労働が常態化することが少なくありません。会社によっては休日出勤や夜間作業も珍しくなく、これが原因で疲労やストレスが蓄積し、仕事に対するモチベーションが低下することが多くあります。



・覚えることが多い

施工管理の仕事は、多岐にわたる業務をこなす必要があり、その中で覚えなければならないことが非常に多いです。例えば、建築基準法や安全管理のルール、各種工事の進行方法や必要な書類作成など、常に新しい知識を習得することが求められます。このため、業務のプレッシャーが強く、負担に感じることが多くなることがあります。



・人間関係の悩み

現場では、職人や協力会社、クライアントとのコミュニケーションが欠かせません。しかし、このような多くの人々との関わりの中で、人間関係のトラブルが発生することもあります。そういったコミュニケーションが得意でない人にとっては、精神的にストレスを感じてしまうこともあります。意見の食い違いや、過度な要求に対する対応が求められる場面が多く、ストレスの原因となるでしょう。また、上司や同僚との関係が悪化すると、職場での居心地が悪くなり、辞めたいと考える一因となることもあります。




・給料が見合わない

会社によっては、施工管理の仕事は責任が重く、業務の範囲も広いため、その労力に対して給料が見合わないと感じる人が多いです。特に、長時間労働や休日出勤が常態化している場合、賃金と労働のバランスに不満を感じ、転職を考える原因となることがあります。


多くの仕事をこなして体力的にも精神的にもストレスの溜まる仕事なのに、給料が安かったら辞めたいと考えるのも仕方のないことかもしれません。

どの程度給料が必要と考えているかにもよりますが、給料に不満があると辞めたくなってしまいますよね。



・家庭の事情

家庭の事情で仕事を続けることが難しくなる場合もあります。たとえば、家族の介護や子育て、パートナーの転勤など、家庭の状況が変わったことにより、仕事と家庭生活が両立できなくなることがあります。このような場合、家庭を優先するために仕事を辞める決断をする人もいます。



・キャリアアップしたい

施工管理として働いている中で、さらに経験を積むことでキャリアアップを目指したいと考える人もいます。しかし、現職では昇進の機会が限られていたり、規模の大きな工事にチャレンジしてみたいなどの場合、現職を辞めて新しい会社を選ぶことを考えることがあります。特に、将来的に管理職や理想のキャリアを築きたいと考える人にとっては、転職は一つの有力な選択肢です。




■施工管理を辞めたいと思ったら、どうすべき?



施工管理の仕事を辞めたいと感じた時、その気持ちをただ我慢するのではなく、適切な行動を取ることが重要です。しかし、そもそもなぜ辞めたいのかといった理由や、自分の気持ちの整理ができていなければ、辞めた後にどうするのかといった点を決められないのではないでしょうか。


ここでは、施工管理を辞めたいと思ったらどうするべきなのかを詳しくみていきましょう。



・辞めたい理由を洗い出す

最初に、なぜ施工管理の仕事を辞めたいと思うのか、その理由を具体的に洗い出しましょう。漠然とした不満や一時的な感情ではなく、「何が一番の問題なのか?」を明確にすることが大切です。例えば、長時間労働が原因なのか、人間関係の悩みなのか、それともキャリアアップに対する不安なのか、具体的な要因をリストアップすることで、自分の本当の気持ちや問題点が見えてきます。この作業を通じて、自分の状況を冷静に分析し、次に取るべき行動を考えることができます。



・現職で改善できないか考えてみる

辞めたい理由が明確になってきたところで、まずは今の職場環境を改善できる余地がないかを検討しましょう。例えば、上司に現状の問題点や悩みを伝え、業務量の調整や職場環境の改善をお願いすることが考えられます。また、異動や部署変更を希望することも一つの選択肢です。これ により、今の悩みを解消しながら、引き続きキャリアを築いていける可能性があります。



・施工管理を辞めたいのか会社を辞めたいのかを考える

そもそも、施工管理の仕事自体を辞めたいのか、もしくは施工管理の仕事は良くても会社が合わないのかを考えることも大切です。


しかし、会社が嫌になったというだけなら、施工管理の経験が活かせる条件の良い会社に転職するのもありでしょう。そのため、会社を辞めたいだけなのか、職種を変えたいのかをはっきりさせるのが重要です。


次に考えるべきことは、「施工管理という職業そのものを辞めたいのか、それとも今の会社を辞めたいだけなのか」という点です。施工管理の仕事自体に不満があるのか、それとも現在の職場環境や人間関係など会社が原因で辞めたいと感じているのかを整理します。前者であれば、建設業界では施工管理以外にも多くの活躍できる仕事があります。施工管理の知識を活かしつつも、建設業界のみならず、他業界で仕事を探すのも一つの選択肢です。もし後者であれば、同じ施工管理の職種でも、別の会社に転職することで問題が解決する可能性があります。この点を明確にすることで、無駄なキャリア変更を避け、自分にとって最適な道を選ぶことができるでしょう。



・転職を検討してみる

上記のステップを経た後、自分の将来を見据えて転職を検討してみることも重要です。施工管理の経験を活かしながら、より良い条件や環境を求めることができるかもしれません。

しかし転職先での業務内容や環境が、今よりもさらに自分に合わない可能性も考慮しなければなりません。

必ずしも焦らずに、冷静に状況を見極めることが大切です。転職を通じて新たな道を見つけるためには、慎重に計画を立て、準備を進めることが成功への鍵となります。




■転職先の選択肢は?



施工管理の仕事を辞めることを検討している場合、次に考えるべきは転職先の選択肢です。自分のスキルや経験を活かしつつ、新しいキャリアを築くためにどのような選択肢があるのかを見ていきましょう。



・他の建設会社に転職する

現在の会社に不満があるが、施工管理という職業自体には興味がある場合、他の建設会社への転職を検討するのも一つの手段です。建設業界内でも企業ごとに働き方や企業文化が異なるため、自分に合った職場環境を見つけることができるかもしれません。転職後にやっぱり、前の会社が良かったといったミスマッチが起こらないよう慎重に転職活動を進めることが重要です。



・業界を変える

施工管理の仕事だけでなく、建設業界で働くことに限界を感じている場合、全く異なる業界への転職も選択肢の一つです。例えば、IT業界やサービス業、製造業など、多くの業界でプロジェクト管理や調整スキルが求められており、施工管理で培ったマネジメントスキルを活かせる場面が多数存在します。異業種への転職はリスクも伴いますが、新しい環境での成長や、これまでの経験を異なる視点から活かす機会を得ることができるかもしれません。



・職種を変える

もし施工管理の仕事自体が嫌になったのであれば、他の職種に転職するのも良いでしょう。

施工管理で培った経験や知識は、建設業界内の他の職種でも十分に活かせます。例えば、設計職やリフォームアドバイザーなどの仕事もあります。これらの職種は、施工管理と比べて現場での負担が少なく、より安定した労働環境を手に入れられる可能性もあります。また、営業職や建設コンサルタントとしてのキャリアパスも考えられ、これまでの経験を活かして新たな挑戦ができるでしょう。


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■まとめ



施工管理の仕事は、体力的・精神的な負担や人間関係、キャリアの不安などから辞めたいと感じることがあります。まず、自分が施工管理そのものを辞めたいのか、会社に問題があるのかを冷静に見極めましょう。転職を考える際は、他の建設会社や業界内の別職種、さらには異業種へのチャレンジなど、多様な選択肢があります。様々な選択肢から慎重に検討し、自分に合ったキャリアパスを見つけることが重要です。




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