施工管理の転勤の頻度はどれくらい?転勤のメリット・デメリットや転勤がない会社の特徴を紹介!

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皆さん、こんにちは。神戸市兵庫区を拠点に兵庫県南部地域で総合建設業を営む橋本建設株式会社です。


さて本日は、施工管理に携わる方々が気になる「転勤」についてお話しします。

施工管理の仕事に興味を持っている方や、現在この職種で働いている方なら、一度は「転勤」という言葉を気にしたことがあるのではないでしょうか。新しい環境での挑戦や未知の土地での生活に心躍る一方で、頻繁な転勤に不安を感じる方もいるでしょう。


「施工管理の仕事では、どのくらいの頻度で転勤するのだろう」

「転勤のメリットやデメリットは何だろう」

「施工管理で転勤なしの会社はあるのだろうか」 といった疑問を抱える方も多いと思います。


この記事では、施工管理の転勤の実態やメリット・デメリット、さらには転勤を避ける方法について詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき、ご自身の働き方を見つめ直すきっかけにしていただければ幸いです。




■施工管理の転勤の実態


まず、施工管理職における転勤の実態を詳しく見てみましょう。施工管理の仕事は、プロジェクトごとに勤務地が変わることが一般的であり、そのため転勤や出張が頻繁に発生する傾向があります。


具体的なデータとして、日建協が実施したアンケートによれば、施工管理の約45.4%、つまり2.5人に1人が単身赴任を経験していると報告されています。


一方、他業界の転勤の実態として、労働政策研究・研修機構の調査によると、企業全体で「正社員(総合職)のほとんどが転勤の可能性がある」と回答した企業は33.7%、「正社員(総合職)でも転勤をする者の範囲は限られている」と回答した企業は27.1%となっています。


これらのデータから、他の業界と比較しても高い割合であり、施工管理職が転勤や出張を伴う職種であることを示しています。




■施工管理の仕事に出張や転勤が多い理由とは?


施工管理の転勤の実態を見ると、かなり転勤が多い仕事だなと思われたのではないでしょうか。では、なぜ施工管理の仕事に出張や転勤が多いのか、理由を説明します。



・戦略的な人材配置

「施工管理の仕事で出張や転勤が多い理由の一つは、戦略的な人員配置の必要性です。施工管理職はプロジェクトごとに異なる現場に対応する必要があり、その現場が特定の場所で行われることから、プロジェクトが終了すると活動場所も変わります。例えば、特定の地域での建設プロジェクトが完了した後、次のプロジェクトが異なる地域で始まると、そちらへの移動が必要になることがあります。



・需要変動

施工管理の仕事で出張や転勤が多い第二の理由は、需要変動によるものです。

建設業界の需要は季節や経済状況によって変動しやすく、その変動に各社はフレキシブルに対応していかないといけません。需要の変動は活動場所の変動にも繋がります。


例えば、東京オリンピック開催前は、建設ラッシュにより全国の施工管理者が東京に集まってきました。オリンピック開催後は、その労働者も地方の再開発プロジェクトなどに仕事場を変えたのです。

大規模災害が発生したときは被災地に施工管理者が集まり、一段落すると、分散していくということもあります。


このようにその時々の需要で、施工管理の仕事では出張や転勤が起こりやすくなるのです。



・スキルアップ

施工管理の仕事で出張や転勤が多い第三の理由は、施工管理者をスキルアップさせるためです。

建設業界には様々な仕事があり、それぞれ求められる知識・技術・経験も異なります。プロジェクトや地域によって適切に対応していく必要もあります。


そのためには様々な仕事や場所を経験して、技術を身に付けないといけないのですが、そこで出張や転勤が行われることがあるのです。


出張や転勤によってスキルアップの機会が得られます。異なる工法や技術、地域特有の課題への対応、マネジメント力、コミュニケーション力など、施工管理で欠かせない能力を磨く機会にもなります。




■転勤のメリット・デメリット



施工管理の仕事で転勤をすることで、どのようなメリット・デメリットがあるのかを考えてみましょう。



・メリット

施工管理の仕事で転勤をするメリットとして第一に挙げられるのが、赴任手当が支給されることです。転勤自体は大変なことかもしれませんが、プラスαの手当支給があることは嬉しいものです。


次のメリットは新しい土地での生活を楽しめることです。同じ場所でずっと生活しているとマンネリズムにも陥りやすいですが、転勤によって新たな体験をしながらの生活ができます。気分もリフレッシュするでしょう。


転勤の第三のメリットは人脈の拡大です。転勤後の新たな職場で新たな人脈が築けます。これまでの人脈にプラスした人脈ができると、活躍できる場も広がるでしょう。


新しいスタートを切る上でも転勤は絶好の機会です。人間関係やこれまでの仕事をリセットし、新規にやってくる案件にまっさらな気持ちで臨めます。



・デメリット

施工管理の仕事で転勤をするデメリットとしては、まず家族と離ればなれになることがあることです。単身赴任による転勤を選んだ場合は、家族を連れて行けないので、寂しい思いもするでしょう。


次に、新しい環境で新たな人間関係を構築しなければいけません。人間、慣れ親しんだ人といる方がラクですが、転勤ともなれば、全く知らない人と人間関係を作り直さなければいけません。この点で苦労することもあるでしょう。

転勤先での赴任期間が不確かな点も困る点です。工事の規模やプロジェクトの内容によって赴任期間は変わるので、安定した生活を送りにくくなります。


労働者側に赴任先の選択肢がないことも多いです。会社の指示に従って転勤ということになりやすく、好きな場所で仕事をするというわけにもいきません。時には当人が行きたくない地域へ転勤させられることもあります。




■転勤を避ける方法はある?施工管理でも転勤なしの会社はあります!



施工管理の転勤のメリット・デメリットを挙げてみましたが、できれば転勤はしたくないという方もいると思います。そのような場合、それを避ける方法として、転勤なしの会社に勤めるという方法もあります。その内容を紹介しましょう。



・地域密着型の建設会社に転職する

施工管理の仕事で転勤を避けたければ、地域密着の建設会社に転職するという方法もあります。地域密着型の建設会社の活動現場は会社のある地域を中心とした地域になりやすいです。


そのため、あまり離れた場所での仕事は多くありません。出張や転勤をしないでも働きやすいですから、地域密着型の建設会社はおすすめの選択肢です。



・事前に会社の情報を確認する

施工管理の仕事で転勤のない会社を探すということなら、その会社の施工エリアを確認してみましょう。会社のホームページのほか、カジュアル面談・工事見学などで事前確認することで、どのくらいの地域まで施工が及んでいるのかが分かります。


その範囲を見れば、転勤が多くなりそうかどうか把握できるでしょう。



・他の職種に転職する

施工管理の仕事でも転勤のない建設会社はあるのですが、全くない会社を探すとなると大変なこともあります。


それなら、一層転勤がない他の職種に転職するという手もあります。同じ建設関連でも、リフォーム系(リフォームアドバイザーやリフォームの建築施工管理など)はあまり転勤がありません。


》リフォームの施工管理はどんな仕事?他の建築施工管理との違いを紹介!


》リフォームアドバイザーはどんな資格?仕事内容やリフォームアドバイザーになる方法を紹介!


》建築施工管理におすすめの転職先は?選ぶ際のポイントや注意点を解説




■まとめ



今回は、施工管理の仕事における転勤について考えてみました。


施工管理の仕事は転勤が多くなっています。転勤にはメリットもあり、楽しいこともありますが、デメリットもあります。そのデメリットを嫌うのなら、転勤のない建設会社に転職するという方法もあるので、それぞれの事情に応じて最適な方法を選んでください。




■橋本建設ではリフォームや公共工事の建築施工管理技士を募集しています!



橋本建設ではリフォームや公共工事の建築施工管理技士を募集しています!


そこで、橋本建設がどのような会社なのかを説明しましょう。


まず弊社は神戸市で公共工事や民間の建築工事、住宅リフォームなどを行う総合建設会社(ゼネコン)です。創業50年の実績と経験に基づいた施工を行っております。その実績が認められて、神戸市優良工事表彰を2年連続受賞しました。


弊社には未経験から入社したスタッフや女性の施工管理スタッフも在籍しています。20・30代の先輩社員もいて、年齢が近い若い方や新卒・未経験の方は安心して働けるでしょう。


本記事で話題にした転勤は弊社にはありません。神戸市を拠点に地域密着のため、働きやすくなっています。


年間休日は113日にアップし、将来は120日になるように計画中です。

有給取得推進日も設けていて、時間単位での取得も可能です。


資格取得支援制度や資格手当など福利厚生も充実しているのが弊社です。資格取得に向けて全面的にバックアップします。


働き方改革に向けたDX導入も導入し、働く利便性も高めています。


最近では、働きやすい環境を整備のため、本社ビルのリニューアルを行い、トイレや更衣室の改修なども行いました。


そんな橋本建設でぜひ一緒に働いてみませんか。

Instagramもやっていますのでぜひご覧ください。




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代表インタビュー vol.1| 橋本建設が総合建設会社としてメリットに感じていることとは


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