一級建築施工管理技士の合格に必要な勉強時間は?働きながらの学習スケジュールと効率的勉強法を紹介!  

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皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に戸建てからマンションまでリフォームを手掛けている橋本建設株式会社です。


「一級建築施工管理技士を目指したいけど、日々の業務が忙しくて勉強時間が確保できない…」

「働きながら本当に合格できるのだろうか?」


……という疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。


施工管理の現場でキャリアアップを図る上で、一級建築施工管理技士の資格は重要なステップです。しかし受験のための勉強時間の確保やスケジュール立てに不安を感じる方も少なくありません。


今回は、一級建築施工管理技士に合格するための勉強時間の目安や効率的な学習方法、働きながら合格をめざすスケジュールの立て方などを解説します。




■一級建築施工管理技士の合格に必要な勉強時間の目安は?



一級建築施工管理技士の合格に必要な勉強時間は、受験者の現場経験や基礎知識の程度によって差がありますが、一般的には100時間〜400時間が目安とされています。


毎日2時間勉強するとしても、2ヶ月弱〜半年以上かかる計算です。なぜこれほど幅があるかというと、経験が浅い方ほどインプットすべき知識量が多くなるためです。余裕を持つためにも、1年前から準備を始めると安心でしょう。


逆に、実務経験が豊富で、日々の業務で得た知識がしっかりと身についている方なら、3ヶ月〜半年程度の集中学習で合格を目指すことも不可能ではありません。


ただし、2021年度以降、試験の出題形式や傾向が変化し、単なる暗記だけでは通用しない記述力や応用力が問われるようになっています。付け焼き刃の知識ではなく、本質的な理解を深めるための学習期間が必要不可欠です。




■一級建築施工管理技士は独学でも合格はできる?



資格試験の勉強を始めるとき、多くの方にとって悩ましいのが、「独学で挑戦すべきか」「予備校に通うべきか」という選択肢です。

結論から言えば、計画的に学習を進められる方であれば、独学でも合格は十分可能です。



【独学のメリット】

・マイペースで学習できる:自分の理解度や仕事の繁閑に合わせて進められます。

・費用を大幅に抑えられる:教材費のみで済むため、経済的です。

・学習方法を自由に設計できる:自分に合った方法を柔軟に試せます。



【独学のデメリット】

・モチベーション維持の難しさ:一人では気持ちが途切れてしまうことがあります。

・客観的なフィードバックが得られない:特に記述問題の良し悪しが自分では判断しにくいです。

・疑問点をすぐに解消できない:不明点につまずき、学習が停滞しがちです。


特に第二次検定の記述では、「経験記述」という自分の現場経験をもとにした解答が求められます。文章を書くのが苦手だとこの部分でつまずくケースも多く、添削指導が受けられない独学の弱点が出やすいポイントです。


》一級建築施工管理技士の合格率は?試験の難易度や合格するための学習方法を徹底解説




■働きながら合格するための学習スケジュール



建設業界で働く方にとって、日々の業務と勉強の両立は決して楽ではありません。繁忙期や急な現場対応で、「気づけば1週間まったく勉強できなかった…」という事態も起こりがちです。


だからこそ、早めの計画策定とスケジュール管理が合否を分けます。 ここでは、無理なく合格を目指すための学習スケジュール例をご紹介します。



【〜試験半年前:基礎固め期】

目的:試験範囲の全体像をつかむ

方法:まずはテキストを1周、最後まで読み通す。用語の意味を大まかに押さえる。

コツ:完璧に理解しようとせず、まずは全体像を把握することが重要。毎日30分でも良いので、学習の習慣化を目指しましょう。



【半年前〜3ヶ月前:応用力養成期】

目的:知識の定着と、出題傾向の把握

方法:過去問演習を本格的にスタート。間違えた問題は専用ノートにまとめ、自分の弱点を可視化する。

コツ:なぜ間違えたのか、その理由をテキストで徹底的に確認し、苦手分野を一つずつ潰していく地道な作業が、応用力を育てます。



【3ヶ月前〜直前:実力完成期】

目的:合格ラインを突破する得点力を身につける

方法:模擬試験や過去問を時間を計って解く。経験記述の対策も本格化させる。

コツ:本番と同じ時間帯に模試を受けるなど、心身ともに試験モードへ。この時期の集中力が、最後に大きくものを言います。


このように、一見地道ですが、段階的な積み重ねが合格への近道です。




■勉強時間を無駄にしない!合格のために効率的な勉強法



働きながら勉強するのだから効率的に取り組んでプライベートの時間も大切にしたいですよね。あなたの努力を無駄にしないための勉強方法のポイントを紹介します。



・制度変更後の過去問を重点的に解く

施工管理技士の試験制度は度々見直されており、特にここ数年は記述式問題の比重が高まる傾向にあります。最新の出題傾向を把握することが合格への最短ルートです。直近3〜5年分の過去問は、最低3回は繰り返し解きましょう。*出題パターンと時間配分を身体で覚えることができます。



・参考書は「1冊」に絞る

多くの教材に手を出すと内容が頭に入りにくくなります。信頼できる1冊のテキストを何度も繰り返し読むことで、しっかりと基礎をおさえることができます。図解が豊富で構造や工程がビジュアル的に理解しやすい教材を選ぶとよいでしょう。



・経験記述の対策は必須

第二次検定の記述では、実務経験をもとに「安全管理」や「品質管理」などについて論述する問題が出題されます。文章力だけでなく、論理的な構成や専門用語の正確な使用も求められます。

可能であれば、現場の上司や先輩に添削をお願いしてみましょう。それが難しい場合は、有料の添削サービスを活用するのも有効な手段です。客観的なフィードバックは、自分では気づけない弱点を補うことができます。



・スキマ時間を利用する

毎日の通勤時間や昼休みなど、5分、10分といったスキマ時間の積み重ねは侮れません。スマートフォンの学習アプリや単語帳などを活用すれば、まとまった時間がとれない日でも、学習を中断することなく知識を積み重ねられます。




■まとめ



一級建築施工管理技士の資格は、建設業界でキャリアを築く上で、非常に強力な武器となります。合格には100時間〜400時間という決して短くない学習時間が必要ですが、計画的なスケジュールと効率的な学習法を実践すれば、働きながらでも一発合格は夢ではありません。


独学も一つの道ですが、記述対策などでは客観的なフィードバックが合格の可能性を大きく高めてくれます。ぜひこの記事を参考に、ご自身に合った学習計画を立て、未来への大きな一歩を踏み出してください。




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