2級建築施工管理技士は独学で受かる?独学でよくある失敗や合格するためのコツを紹介!  

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皆さん、こんにちは。兵庫県神戸市を拠点に、総合建設工事やリフォーム事業を手がけている橋本建設株式会社です。


『建設業界でキャリアを築きたい』『もっと専門性を高めて収入もアップさせたい』…そんな熱い想いを胸に、日々の業務に励んでいる方も多いのではないでしょうか?その夢を叶える大きな一歩となるのが、国家資格『2級建築施工管理技士』です。まさに、あなたの未来を切り拓くための登竜門と言えるでしょう。


しかし、いざ資格取得を目指そうとすると、『専門学校に通う時間も費用もない…』『独学で本当に合格できるの?』といった不安が頭をよぎりますよね。限られた時間の中で、効率的に、そして確実に合格を掴むにはどうすれば良いのでしょうか。


この記事では、2級建築施工管理技士の受験にあたり、独学でありがちな失敗や、合格するためのコツを紹介します。




■2級建築施工管理技士は独学で合格できる?



結論から申し上げますと、2級建築施工管理技士は独学でも十分に合格を狙える資格です。

まずは、令和6年に実施された2級建築施工管理技士の合格率データをご覧ください。


  • 第一次検定(前期と後期):約48~51%
  • 第二次検定:約41%


出典)総合資格学院 2級建築施工管理技術検定の合格率について


ご覧の通り、一次・二次検定ともに合格率は50%を下回っていますが、およそ2人に1人が合格を手にしているということです。


つまり、決して手の届かない難関資格というわけではありません。計画的に学習を進めれば、独学でも十分に合格ラインに到達できるでしょう。



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■2級建築施工管理技士を独学するメリット



独学最大のメリットは、自分のペースで学習時間を確保できる柔軟性です。通学講座やオンライン講座では、決められた日時に合わせる必要がありますが、独学であれば、ご自身の都合の良いタイミングで集中的に勉強に取り組めます。 近年は質の高い教材や学習アプリも充実しており、効率的な情報収集も可能です。


計画的なスケジュール管理が得意で、目標に向かってコツコツ努力できる方、そして費用を抑えたい方にとって、独学は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。


また、講習や通信講座にかかる費用を節約できる点も、独学の大きなメリットです。





■2級建築施工管理技士を独学するうえでよくある失敗とは?



一方で、独学にはいくつかのデメリットもあります。例えば、スケジュール管理が苦手な方は、つい学習を後回しにしてしまい、十分な準備ができないまま試験当日を迎えてしまう…といったケースが見受けられます。


また、学習中に疑問が生じた際、すぐに専門家から的確なアドバイスを受けられない点も独学の難しさです。これが通学講座やオンライン講座であれば、講師による添削や質疑応答の機会があるでしょう。



こうした独学の弱点を補う一つの方法として、社員教育に力を入れている企業を選ぶ、という考え方もあります。働きながら資格取得を目指すのであれば、やはり応援体制の整った職場で意欲的に学びたいものですよね。


もう一つは、勉強が数ヶ月から半年ほどと長丁場になるため、人によっては何のために合格したいのかというモチベーションを維持できないこともあります。


収入アップやキャリアアップ、経済的な安定といった具体的な目標を常に意識し、学習意欲を高く保つことが肝心です。




■2級建築施工管理技士に独学で合格するためのコツ




・試験日から逆算してスケジュールを立てる

2級建築施工管理技士の合格に必要な総勉強時間は、一般的に100時間から300時間程度とされています。仮に1日2時間を学習に充てるとしても、約2ヶ月から5ヶ月を要する計算です。もちろん、これはあくまで目安であり、個々の知識レベルや学習ペースによって変動します。


最も重要なのは、試験日から逆算して無理のない学習計画を立て、着実に実行することです。

特に、第一次検定は実務経験が問われないため、若手の方が挑戦するケースも多いでしょう。日々の業務に追われて学習時間が確保できない…といった事態を避けるためにも、キャリアアップを積極的に支援してくれる建設会社を選ぶことが大切です。



・試験の構成を理解する

2級建築施工管理技士の試験は、第一次検定と第二次検定の二段階構成です。

第一次検定では、建築学、法規、施工管理法、施工、応用能力といった科目から、マークシート方式の四肢択一問題が出題されます。


第二次検定は、記述式問題と一部四肢択一式の問題で構成され、選択した受験種別によって出題内容が異なります。


特に記述式問題は、日頃から文章を書き慣れていない方にとっては、ややハードルが高く感じられるかもしれません。適切かつ簡潔な文章で解答する能力、そしてマークシート式とは異なる深い知識や応用力が問われます。試験の構成を理解した上でしっかり対策しましょう。



・過去問に重点的に取り組む

合格への王道ともいえるのが、過去問題の徹底的な攻略です。

過去問題集を繰り返し解くことで、出題頻度の高い分野や問題形式といった出題傾向を掴めます。また、ご自身の得意分野と苦手分野を客観的に把握することにも繋がるでしょう。最初は時間がかかっても、慣れることで解答スピードも向上します。


一見地道な作業に思えるかもしれませんが、過去問題の攻略こそ、2級建築施工管理技士合格への最短ルートです。




■まとめ


2級建築施工管理技士は、国家資格の中では比較的合格率も高く、計画的な学習を継続すれば独学でも十分に合格を目指せる資格です。

学習開始当初は難しさを感じるかもしれませんが、日々の積み重ねが着実に力となります。

2級取得後は、実務経験をさらに積んで1級へステップアップすることも可能ですので、将来を見据えて計画的に学習に取り組みましょう。


「コストを抑えて独学で頑張りたいけれど、一人ではスケジュール管理やモチベーション維持に不安がある…」そんな方は、資格取得支援に積極的な建設会社への入社も有力な選択肢です。先輩社員から実践的なアドバイスを受けられたり、第二次検定に必要な実務経験を積めたりと、まさに一石二鳥です。



■橋本建設ではリフォームや公共工事の建築施工管理技士を募集しています!



橋本建設は、神戸市で公共工事や民間の建築工事、住宅リフォームなどを行う総合建設会社(ゼネコン)です。創業50年の安定した企業で、神戸市優良工事表彰を2年連続受賞しています。


神戸に腰を据えて働ける、転勤のない地域密着型企業であることも大きな特徴です。働きやすい環境づくりにも注力しており、年間休日は113日(2025年度実績)を実現。将来的には120日を目指し、さらなる改善を進めています。計画的な有給取得を推奨し、時間単位での取得も可能。仕事とプライベートのメリハリをつけやすい環境です。


さらに、資格取得支援制度や資格手当といった福利厚生の充実はもちろん、DX推進による業務効率化で、残業時間の削減にも積極的に取り組んでいます。


現在、橋本建設では、今後の事業拡大を見据え、【建築施工管理技士(リフォーム・公共工事担当)】を募集しています。これまでの経験を活かしたい方、神戸で長く働きたい方、新しい環境でスキルアップしたい方。私たちと一緒に、地域に貢献するものづくりをしませんか?少しでも興味を持っていただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。



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